風邪とは厳密には区別されます

扁桃腺とは、喉の奥にあるリンパ組織を言います。
医学用語としては正しくは扁桃と言います。

扁桃には、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、舌扁桃(ぜつへんとう)、咽頭扁桃(いんとうへんとう=アデノイド)、耳管扁桃(じかんへんとう)などがありますが、我々が一般扁桃腺と呼んでいるのは、口蓋扁桃のことです。

扁桃腺炎とは、風邪や疲労など抵抗力が低下している状態の時に、のどの奥にある扁桃が溶連菌、黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌などの常在菌に感染して炎症を起こすことを言います。

病院で血液検査をすれば白血球数の増加とCRP値(炎症の程度を示す検査値)の上昇が認められ、細菌検査をすれば一般的には、発生原因となった菌が検出されます。

扁桃炎は、細菌によって起こり、扁桃腺(扁桃)に炎症が起こることをいいます。

3〜4才から学童中期に多く見られ、扁桃が、発赤、腫大して、表面に膿が着くことが特徴で、症状は発熱・のどの痛みがあります。
他には、首のリンパ腺が腫れたり、痛がったりすることもあります。

扁桃に炎症が起こるだけで、鼻水・咳などの症状はありません。
のどの痛みとともに他の症状を伴うものは、いわゆるカゼ(上気道炎)と呼ばれ熱の出る病気のほぼ半数を占め、厳密には区別されます。

治療には、解熱鎮痛剤を使い、併せて適切な抗生物質の内服あるいは点滴注射を行います。
これにより原因となった細菌を制圧することによって速やかに治癒に向かいます。

もちろん、局所の清掃・殺菌目的でうがいをすることもよい方法です。

「扁桃周囲膿瘍」や「伝染性単核球症」は普通の扁桃炎とは治療方法が異なるので、注意が必要です。

「風邪とは厳密には区別されます」
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/4167439
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック